岐阜県内での子供とのお出かけ先をお探しの皆さん、長良川鉄道の観光列車「ながら」に挑戦してみませんか?
子供が鉄道好きなら「長良川鉄道」の観光列車「ながら」はぜひ候補に入れていただきたいおすすめスポット。
美しい長良川の流れを眺めながら、郡上八幡までの小旅行を楽しむことができます。
この列車は、地域の魅力を体感できる特別なサービスが充実していて、鉄道好きな子供たちが喜ぶこと間違いなし。
岐阜市からの日帰り旅行としてもぴったり。
今回は、家族で楽しむ長川鉄道の魅力と、観光列車「ながら」で旅のポイントをご紹介します。
岐阜のローカル線長良川鉄道の魅力
電車好きのお子さんにピッタリ。岐阜市から出かける長良川鉄道についてご案内します。
長良川鉄道の基本情報
長良川鉄道は、岐阜県北部を流れる清流・長良川に沿って走る72.1kmのローカル線です。
起点は岐阜県美濃加茂市の「美濃太田駅」、終点は「北濃駅」。
自然豊かな風景が広がるエリアを結び、地元の人々の生活を支えるだけでなく、観光列車としても注目されています。
観光列車「ながら」の魅力
観光列車「ながら」は、長良川鉄道が提供する特別列車。
この列車は、一般のローカル列車とは異なり、車内が快適にデザインされており、地元の特産品を味わうことができる軽食サービスもあります。
観光列車「ながら」のデザインは、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が企画しました。
水戸岡氏は、JR九州の「ななつ星in九州」や九州新幹線800系「つばめ」など、多くの鉄道車両のデザインで知られています。
観光列車「ながら」は、木材を多用した内装が特徴で、高級感あふれるロイヤルレッドの車両が魅力です。
この観光列車「ながら」は、週末のみ運行される完全予約制の列車で、レストラン車両とビュー車両の二両編成で、美しいデザインとともに、沿線の景色や食事を楽しむことができます。
・特別列車「ながら」おすすめポイント3選
ポイント | 内容 |
---|---|
車両展望 | 車窓からの眺めをじっくりと楽しめます。長良川の清流や緑豊かな山々を眺められます。 |
「乗れる楽しみ」を体験 | 長良川鉄道の列車は、レトロなデザインやアットホームな雰囲気が特徴。地方鉄道の雰囲気は子供たちにとって新鮮です。 |
期間限定イベント | 季節ごとに企画される特別イベントやテーマ列車が大好評。 |
鉄道好きの岐阜市の子供が夢中になるポイントベスト3
鉄道好きの子供にとって、長良川鉄道の旅は「夢の時間」を過ごせる理由ベスト3をご紹介します。
■長良川鉄道の観光列車「ながら」が子供とのお出かけにおすすめな理由ベスト3
・車両見学の楽しみ
・運転士と車掌さんとのやりとり
・長良川沿いの風景が楽しい
・車両見学の楽しみ
観光列車「ながら」は、車内にユニークな設備があります。
シートの配置や展望スペースなど、通常の電車とは異なる点が多く、鉄道好きの子供たちでも初めて見る座席配置です。
車窓を楽しめる工夫が充実しており、子供と一緒の思い出に残る一枚を撮影できます。
車両もロイヤルレッドで「森」「鮎」「川風」のロゴマークが素敵。
是非チェックしてください。
電車が駅に到着する時は駅構内に「かわさき」が流れ雰囲気満点。
写真撮影が楽しいです。
・運転士と車掌さんとのやりとり
車内では、親切なスタッフが旅をサポートしてくれるだけでなく、子供向けに鉄道に関する質問に答えてくれることも。
運転士や車掌さんとのコミュニケーションが、子供にとって貴重な体験になります。
・長良川沿いの風景が楽しい
清流・長良川は、岐阜を代表する美しい川です。
観光列車に乗りながら、川面をキラキラと反射する太陽の光や、四季折々の風景を眺めるのは格別。
秋には紅葉、冬には雪景色といった、季節ごとの風景も子供にとって印象的です。
進行方向左手の席の方が長く長良川沿いを眺められます。
長良川が右側になる区間もありどちらの席からも眺望を楽しめますが、おすすめは進行方向左側。
ビュー車両は自由席なのでどこに座れるかは当日次第。
どこに座っても車内随所にこだわりがあり満足いただける事間違いなし。
長良川鉄道で出かけて目的地郡上八幡での子供との楽しみ方
長良川鉄道の終点は北濃駅ですが、そこまで行くと子供と遊ぶスポットがない。
しかも長良川鉄道の運行時間と合わせると郡上八幡で下車して観光を楽しむことをおすすめ!
観光列車と合わせてお子さんと古都を散策してください。
郡上八幡は、長良川鉄道の旅のハイライトとなる観光地。
城下町の趣が色濃く残る美しい街並みが広がり、歴史と文化を感じながら散策を楽しむのに最適な場所です。
昔ながらの町並みを歩けばお子さんと一緒に充実した時間を過ごせます。
・郡上八幡おすすめスポット3選
名所 | 内容 |
---|---|
郡上八幡城 | 山の上に建つ美しい木造復元城で、郡上八幡のシンボル。頂上から町並みや長良川を一望でき、息をのむ絶景を楽しめます。戦国時代の話をしながら子供と楽しめます。詳細はこちら>>>郡上八幡城 |
宗祇水(そうぎすい) | 日本名水百選の湧水地。澄みきった冷たい水は飲むことも可能で、旅の途中のリフレッシュに最適。飯尾宗祇が庵を結び愛用した由来があり、水の透明さと涼しさを感じられます。詳細はこちら>>>宗祇水 |
郡上八幡博覧館 | 郡上八幡の伝統文化を紹介する博物館。「郡上おどり」の体験コーナーがあり、子供たちも気軽に楽しめます。詳細はこちら>>>郡上八幡博覧館 |
郡上踊りで重宝する手ぬぐいを自分で作れるスポットがあります。
お子さんとの手ぬぐい作り体験もできます。
詳しくはこちらをご覧ください。>>>タカラギャラリーワークルーム
もちろんご当地グルメを食べ歩くのもおすすめ。
おばあちゃんが作った飛騨牛入りコロッケや鮎の串焼きが楽しめます。
長良川鉄道の旅をもっと楽しむポイント
観光列車「ながら」を最大限楽しむためのポイントをご紹介します。
長良川鉄道
・事前に予約を!
観光列車「ながら」は金・土・日・祝のみ運行される特別列車。
必ず事前に予約してお出かけください。
お電話か窓口かインターネットで予約が可能です。
ご予約は乗車日の2ヵ月前の各月1日10:00~乗車日の14日前16:00までです。
・カメラを忘れずに
長良川鉄道の魅力は何と言っても風景の美しさです。
カメラやスマホを準備して、車窓からの景色や、旅先での思い出をたくさん写真に撮ってください。
特に車窓からの長良川や長良川鉄道の郡上八幡駅、郡上八幡城や宗祇水はフォトスポットとしておすすめです。
・季節ごとの楽しみ方を計画する
長良川鉄道は四季折々で風景が変化するので、季節に応じた旅を計画してください。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、それぞれ異なる魅力があります。
・アクセス方法
岐阜市から長良川鉄道の起点「美濃太田駅」まではJR岐阜駅からJR高山本線で約40分です。
美濃太田駅で長良川鉄道に乗り換えて、観光列車「ながら」に乗車すれば旅の始まりです。
モデルプラン
観光列車「ながら」は1日に上下線1便のみ。
ながらの時刻表に合わせて計画を立ててください。下記は2024年12月時点です。
時刻 | 行程 | 詳細 |
---|---|---|
9:38 | 岐阜駅出発(JR高山本線) | – |
10:19 | 美濃太田駅着、長良川鉄道に乗り換え | – |
10:45 | 観光列車「ながら」出発 | 観光列車「ながら」に乗車 |
12:16 | 郡上八幡到着、散策&ランチ | 郡上八幡の街を散策し、昼食を楽しむ |
14:13 | 郡上八幡発、観光列車で帰路へ | 観光列車「ながら」に乗車 |
15:50 | 美濃太田駅経由で岐阜駅到着 | – |
行きも帰りもながらを利用すると郡上八幡での散策時間がとても短くなります。
帰りは通常の電車利用か下記をおすすめします。
・おすすめプラン
私達は子供たちと観光列車に乗る電車組と郡上八幡散策と帰りの交通手段の為に車で行く車組の二手に分かれました。
往復電車利用では移動時間がかかりすぎるので、子供たちは行きは観光列車「ながら」を堪能。
帰りは車。車ならお昼寝もでき、郡上八幡散策の時間も十分確保できます。
長良川鉄道郡上八幡駅から観光地の市内まで歩いて10分程で歩けない距離ではありません。
しかし比較的交通量の多い道を通らなければいけないので子供と一緒だと気を使います。
また市内から郡上八幡城までも少し距離がありお城へは山登りの様な坂を登るのでやっぱり車があると便利。
岐阜市から郡上八幡までは車で東海北陸自動車道を利用して1時間程。
車で出かけた方が実は早い。
郡上八幡駅には駐車場もあり、車を駐車して電車が入ってくるのを待てます。
美濃太田から来た電車を降りると改札まで階段を登って下りる昔ながらの駅構内のつくり。
ベビーカーで階段を登るのは大変なので、抱っこひも利用をおすすめします。
「ながら」に乗る時もステップがとても広い。
足をとっても上げないと登れないので小さいお子さんは親御さんが手伝ってくださいね。
ご家族の興味や年齢に応じて電車のみか車併用かご検討ください。
まとめ
観光列車「ながら」を利用した長良川鉄道の旅は、子供も大人も楽しめる素敵な小さな旅行です。
電車が好きなお子さんには絶対体験して欲しい観光列車。
ロイヤルレッドの車体がワクワク感を盛り上げます。
列車で出かけた先郡上八幡では歴史や文化、食べ歩きなどが楽しめます。
岐阜市からのアクセスもよく日帰り旅行にも最適。
家族で長良川鉄道の観光列車「ながら」に乗り、自然と歴史が織りなす旅を楽しんでみてはいかがですか?
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