岐阜市周辺で子供との外出を計画しているママさん、岐阜県美濃市で素敵な伝統工芸体験をしてみませんか?
岐阜県美濃市は1,300年の伝統と歴史を継承する和紙と、江戸の風情と心意気が息づく城下町『うだつの上がる町並み』が魅力。
しかも美濃市には、本美濃紙の手すき技術、世界農業遺産「清流長良川の鮎」、そして世界かんがい施設遺産「曽代用水」と3つの世界遺産があるんです。
豊かな自然とそこで育まれてきた文化が世界に認められた一度は観光したい町です。
岐阜市からのアクセスもよく、伝統に触れる体験や和紙の小物探しができる子供とのお出かけにピッタリな町!
お子さんと一緒に伝統工芸体験をして和文化を満喫できる素敵なお出かけ先です。
岐阜県美濃市へお子さんと出かけて情緒あふれる町並みと美濃和紙づくりでリフレッシュ。
日本に受け継がれる伝統工芸をお子さんと体験してください。
岐阜市から子供と出かけたい『うだつの上がる町並み』をご紹介!
岐阜市の子供との外出に美濃市をオススメする理由をご説明します。
■岐阜県美濃市の魅力
・歴史的景観が残る『うだつの上がる町並み』がある
・『本美濃紙』の手すき技術が継承されている
・伝統工芸体験ができる
・文化に育まれたご当地グルメがある
・岐阜市からのアクセスがいい
美濃市の『うだつの上がる町並み』
岐阜県美濃市へのお出かけはお子さんに昔の日本の風景を見てもらえます。
美濃市の『うだつの上がる町並み』は江戸時代から守られ続けている風景。
『うだつ』とは屋根の両端に作られた防火壁の事です。
江戸時代火事の際の類焼を防ぐためのものでしたが、豪商たちがその富を競い合って立派な『うだつ』を儲けたので様々なデザインを楽しめるようになりました。
美濃市でうだつが残る家は全部で19棟。詳しいマップはこちらをご覧ください。
『うだつの上がる町並み』は一方通行の道をぐるっと1周。立ち止まることなく歩くと1周20分程。
平坦な道なので小さなお子さんはベビーカー持参でお出かけください。
日陰はあまりないので、お子さんには帽子ママには日傘が必須。途中立ち寄れるカフェなどがあり休憩しながらゆっくりとした時の流れを楽しんでください。
小物を買えるお店や飲食店が点在しており、ずらりと参道のように見る所は並んではいません。
和小物が好きなお子さんには楽しいショップがあります。
伝統工芸体験ができる
岐阜県美濃市では、様々な伝統工芸体験ができお子さんが体験できるプログラムもあるので事前に目的を決めて出かけてください。
『うだつの上がる町並み』では、美濃和紙雑貨体験や着付け体験ができ町並みに合わせたレトロな気分が味わえます。詳しくはこちらをご覧ください。
江戸の趣が残る町並みに、体に良いもの、社会に貢献できるものを取り扱う珍しいコンセプトのお店があり、こちらではお隣の関市で生まれた彫刻刀アート『シャインカービング体験』ができるので覗いてみてください。
ご当地グルメをランチでどうぞ
岐阜県美濃市のご当地グルメは70年以上愛される『とんちゃん』と『清流長良川の鮎』。
『とんちゃん』は豚のホルモンと野菜をピリッと辛い特性ダレで豪快に鉄板で炒めたビールに合う逸品。お子さんには少し辛いかもしれませんがご飯にもよく合う味付けです。
ご当地ならでは、鮎のお刺身が味わえるお店あり。鮎解禁期間の限られた時期だけなので事前に要確認です。
ご当地グルメはお出かけした時の大きな楽しみのひとつ。
ご当地グルメをランチで味わえるお店を下記にご紹介します。
『とんちゃん』 | 『鮎』 |
ニュー柳屋食堂 | いずみ荘 |
島屋食堂 | 瓢麓苑(ひょうろくえん) |
うだつの上がる町並みからは、少し距離がありお店を訪れる時は時間に余裕をもって計画を立ててください。
勿論、『うだつの上がる町並み』の通りにもランチができるお店があり、和食中心ですが13軒。散策の休憩を兼ねてお立ち寄りください。うだつの上がる町並みエリアEATをご参照ください。
ご当地お土産も見逃せません。
私はここに出かけたら必ず豆菓子を買います。お豆に色々な味のパウダー。種類も多く毎回迷ってしまいますが、イチオシはコーヒー。
常時10種類以上は味があるので、必ずお好きな味を見つけられます。お子さんが食べやすいミルク味やチョコレート味も美味。
岐阜市の子供と美濃和紙の紙すき体験に出かけよう!
岐阜市の子供と出かけて紙すきができる『美濃和紙の里会館』をご紹介します。
岐阜県美濃市で作られてきた美濃和紙は日本三大和紙のひとつで、日本最古の和紙とされています。
美濃和紙について学べる施設、美濃和紙の里会館をご紹介します。
美濃和紙の里会館
■開園時間
・9:00〜17:00 (最終入館:16:30まで)
・土曜日・日曜日・祝日10:00〜18:00 (最終入館:17:30まで)
■休館日
・火曜日(休日の場合、翌平日)
・年末年始(12月29日〜1月3日)
・祝日の翌日
開園時間は上記の通りで、入館料はお値打ち価格。
大人 | 小中学生 | |
個人 | 500円 | 250円 |
団体 (有料入館者が20名以上) | 450円 | 200円 |
美濃和紙の里会館をオススメする理由をご説明します。
■美濃和紙の里会館が子供との外出にオススメな理由
・美濃和紙について学ぶことができる
・美濃和紙の紙すき体験できる
・お土産が買える
・天候に左右されない屋内施設
美濃和紙の里会館で学んべる
美濃和紙の里会館は2階に展示室があり、美濃和紙の歴史や原料、製造工程など、美濃和紙にまつわる全てを知ることができます。
常設展示室で美濃和紙の技術や伝統、現代における和紙の展開と未来の可能性が紹介されています。
美濃和紙作りに欠かせない楮(こうぞ)はクワ科の落葉低木です。
1階の企画展示室では紙をテーマにしたユニークな企画展が実施されます。
夏休みなど長期休暇には、お子さんが興味がある企画展が開催されることもしばしば。
2024年夏は『紙で遊ぼう!学ぼう!ダンボールパーク』が開催されます。
美濃和紙は薄くてムラがなく柔らかく繊細な風合いを持ち、さらに強靭な耐久性も兼ね備えており、その品質の高さから、伝統的な表具(障子、襖、屏風、掛け軸など紙や布を張って仕立てられるもの)から、照明器具やインテリア、小物など日用品まで、さまざまなものに使われてきました。
地下1階のお土産コーナーにはこの特性を生かした商品が数多く並べられており、時間を忘れてお子さんとお土産選びに夢中になれます。
展示室は1階と2階に、ワークショップとお土産コーナーは地下1階にありますが、エレベーターが設置されておりベビーカーで訪れても安心。
とても明るく綺麗な展示室で和紙がずらりと並べられ、説明文や映像で紹介されています。空間にゆとりがあるのでお子さんと少し離れてもすぐに見つけられます。
上の娘はゆっくりと説明を読みながらじっくり展示室を見学するタイプ。とっても時間がかかります。
下の娘は展示されている品をざっと眺め、感覚を大事に好きな作品をみつけます。
見学の仕方が全く違うので下の娘は待ち時間が長くなりますが、座って待っている場所とお土産コーナーがあり楽しく過ごせました。
紙すき体験
美濃和紙の里会館では紙すきを体験ができ、自分の作った作品を持ち帰ることができます。
地下1階にあるワークショップにて紙すき体験ができます。
美濃和紙の里会館での紙すき体験は30分程の体験。
空いていれば当日参加も可能ですが、事前に予約をする事をオススメします。
お水を使う体験なのでタオルを持参してください。
体験できるお子さんは身長100㎝以上。和紙1枚につき500円必要です。詳しいコースは体験コース一覧表を参考にしてください。
体験施設は工房って感じの部屋で、足元はタイル、水を流せるように排水溝が床に設けられています。
ステンレス製の流しがいくつもあり子供も大人と同じ場所での体験ですが、紙をすく流しには踏み台が用意されているので、お子さんも安心して参加できます。
お子さんが紙をすく作業の時は大人の助けが必要なことがあります。
簀桁(すけた)という道具を使って漉舟(すきぶね)の中の液をすくい、揺りますがこれがかなりの力仕事。
水を含んだ液は重く均等に伸ばす時に大人のヘルプが必要かもしれません。
指導してくれるスタッフさんが付いてくれますが、ママやパパも一緒に見守ってください。
ランチョンマット程の大きさの和紙作りに挑戦しました。
そんなに大きなサイズではありませんが、それでも娘は紙の厚さを均一にするのに大苦戦。
すけたを揺すって液を均一にする時に、勢いよく振りすぎると液がこぼれ、やさしすぎると液がまだらになり加減がとっても難しい。
職人さんがお手本を見せてくれると簡単そうに見えますが、実際は大変。
物づくりの難しさを知れたことも貴重な学びでした。
子供と外出!岐阜市から美濃市のアクセスは方法
岐阜市から美濃市の『うだつの上がる町並み』までは、車で40分程とアクセル抜群。
住所 | 岐阜県美濃市加治屋町1959−1 |
ウェブサイト | うだつの上がる町並み |
駐車場 | うだつの上がる町並み散策マップ |
『うだつの上がる町並み』には町並みの通りに2か所のパーキングがあり、山田家ギャラリー横駐車場5台と加冶屋町市営駐車場15台と決して広くはありません。
どちらも協力金100円で駐車できお値打ちな駐車場。
平日のお昼間に訪れると中心地の駐車場にほぼ停めることができますが、あかりアート展などイベント開催中は混雑します。
観光ふれあい広場駐車場90台や小倉公園駐車場約100台が徒歩約7分(約500m)にあるので、混雑時はこちらをご利用ください。
『うだつの上がる町並み』から『美濃和紙の里会館』までは車で15分程の距離。
『美濃和紙の里会館』は美濃市の板取川沿いにあり、無料駐車場が100台完備されています。
住所 | 岐阜県美濃市蕨生1851−3 |
ウェブサイト | 美濃和紙の里会館 |
駐車場 | 100台 |
岐阜県美濃市は岐阜市からのアクセスもよく、駐車場も完備された外出先になります。
まとめ
岐阜市から近い『うだつの上がる町並み』と『美濃和紙の里会館』にお子さんと伝統を体験しに出かけてください。
『うだつの上がる町並み』は、江戸から伝わるうだつを眺め風情を感じつつ、ご当地グルメをランチで楽しむことができる観光スポットです。
『美濃和紙の里会館』は美濃和紙のできる工程を知ったり、紙が木の皮からできる事を学んだり、伝統工芸の紙すき体験ができる施設です。
日本の伝統や和小物に関心があるお子さんにとって伝統工芸体験ができる貴重な時間になること間違いなし。
岐阜県美濃市には3つの世界遺産があり、学びと体験を楽しめるお子さんとのお出かけにぴったりなエリア。
お子さんと伝統に触れるお出かけを計画してみてください。
車で5分程の所に伝統的なやな漁とあゆ料理が味わえる洞戸観光やながあり、こちらではやな漁を見学できます。
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