岐阜市周辺で子供とお出かけ!かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)で、航空機や宇宙について学ぼう

航宙博

かかみがはら航空宇宙博物館は、岐阜県各務原市にある航空宇宙をテーマとした博物館です。

ここでは、宇宙や航空に関する展示物や体験型のアトラクションが豊富にあり、子供たちにとっても非常に興味深い場所となっています。

飛行機やヘリコプター、ロケット、宇宙に興味のあるお子さんはもちろん、興味のない方でも十分楽しめるつくりとなっています。

科学の面白さや歴史を、映像や工作、模型などで知ることができるので、子供だけでなく、大人にとっても学びもたくさん!

ぜひ、かかみがはら航空宇宙博物館へ足を運んでみてください。

子供たちと一緒に、航空宇宙の世界を楽しむことができるでしょう。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)とは?

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館、通称「そらはく」は、岐阜県各務原市にある、航空機と宇宙に関する展示やアトラクションを有する博物館です。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
開園時
・平日10:00〜17:00 (最終入館:16:30まで)
・土曜日・日曜日・祝日10:00〜18:00 (最終入館:17:30まで)

休館日
・第一火曜日(休日の場合、翌平日)
・年末年始(12月28日〜1月2日)

開園時間は上記の通りですが、嬉しいのは子供にとても配慮された入館料。中学生以下は無料だということです。

大人高校生
60歳以上
中学生以下
個人800円500円無料
団体
(有料入館者が20名以上)
700円400円無料
年間パスポート2,000円1,300円無料

旅客機・小型ジェット機シミュレータ、VRヘリコプターシミュレータ、一見有料となりそうなものも無料で操縦体験ができます。

シアタールーム、各所の映像、工作や展示物をひとつひとつ見て回ると、あっという間に数時間は過ぎています。

遊び場、学びの場として、「そらはく」は私イチオシのお出かけ先です!

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館が子供とのお出かけにピッタリの理由

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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館が子供とのお出かけにピッタリの理由をご説明します。

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館が子供とのお出かけにオススメな理由
・天候に左右されず楽しめる
・授乳室・給湯器のあるベビールームがある
・ベビーカー持ち込み可(無料貸し出しもあり)
・実物大の航空機やロケットを間近で見ることができる
・航空機、ヘリのシミュレータで操縦ができる
・科学実験を見ることができる
・航空機の歴史を学ぶことができる
・宇宙開発やアストロバイオロジーについて学べる
・工作を楽しむことができる
・イベント次第では、宇宙飛行士に会うことができる

・天気のいい日は、館外の遊具でも遊べる

天候に左右されず楽しめる

まず、一番のオススメは、天候に左右されず楽しむことができることです。

外にも航空機の展示がありますが、多くは館内ですので、快適な空調の中で楽しめるのは、子供にとっても大人にとってもありがたいですね。

山田
山田

最近は夏の酷暑も心配ですし、雨天や冬の寒い日も快適に遊べる「そらはく」は安心して子供と楽しめる貴重なスポットです!

実物大の航空機や国際宇宙ステーションの「きぼう」、ロケットの模型を間近で見ることができる

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航空エリアでは実機が年代ごとに並んで展示されています。絵本や図鑑で見た様々な飛行機がずらりと並んでいるのは圧巻です。

「飛燕」など、飛行機好きにはたまらないラインナップなのでぜひゆっくりご覧ください。

山田
山田

これだけ展示機を揃えられるのは、近くの川崎重工と密接な関わりがあるからですね

宇宙エリアに移動すると、中央に国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」の実物大の模型があります。「きぼう」はISSの中の日本の実験エリア。ここで地球ではできない様々な実験が行われます。

「そらはく」の「きぼう」は実物大なので、ぜひ宇宙飛行士になったつもりで訪れてみてください。現在、地上から約400km上空を周回している本物のISSに搭乗することはできませんが、ちょっとした宇宙飛行士気分は味わえます。

さらに「きぼう」の中でジャンプした姿をカメラで撮ると、無重力の中にいるように見えますのでお子さんと一緒にトライしてみてくださいね!

ISSは肉眼で見ることができますので、日が暮れたころ、お子さんと一緒に探してみるのもおすすめです。ISS観測時間予測はコチラのサイトにまとめられていますので、ご参考にどうぞ!>>KIBO宇宙放送局

山田
山田

ISSは1秒で約7.7km進みます。なんと約90分で地球を一周!ものすごいスピードですね!

ロケットについても、テレビや動画配信で見かけることがほとんどだと思いますが、実物そっくりの模型を見ることができます。

今世界の各所からロケットが打ち上げられていますね。

宇宙開発競争が激化し、2023年は日本では3回、アメリカでは96回打ち上げています。ロシア、中国、イラン、インド、ニュージーランドなども続々と乗り出しています。

今後、宇宙開発分野はますます盛んになっていくと思われます。

宇宙開発の歴史や模型に遊びながら触れていくことで、子供たちにニュースに対する興味を促すこともできます

山田
山田

子供は好奇心のかたまりです。いろんな分野に触れさせて視野を広げてあげたいですね!

航空機、ヘリのシミュレータで操縦ができる

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子供たちに人気の高い催し物としては、航空機やヘリコプターのシミュレータが挙げられます

時間帯は決まっていますが、「そらはく」は特別なイベントでもなければ、混雑することはありません。シミュレータは、空いていれば何度でも挑戦することができます。
しかも、これだけ再現度が高いシミュレータなのに、無料!

無料であることは大人に嬉しいポイントですが、このシミュレータには、普段、飛行機にまったく興味を示さなかった娘も、大はしゃぎで飛びついていました。

特にジェット機のシミュレータでは、ブルーインパルスが実演するアクロバット飛行を行います。

スモークを出す操作もあるのですが、これがなかなか難しいのです。操縦後、私がもらった評価はC判定でした。飛行機が大好きな息子はA判定で大喜び。親子で勝負するのも楽しいですね。(負けると悔しいですが!)

ヘリコプターの操縦もとても楽しいです。教えてくださった職員さんは、じつは本物のパイロットの方でした。

山田
山田

まさか本物のパイロットの方がいると思わず、びっくりです!

館内にはその分野のエキスパートの方もちらほらといらっしゃるので、ご興味がありましたら、積極的にお話を聞くことをおすすめします。展示以上の学びがありますよ!

宇宙飛行士に会うことができるイベントがある

「そらはく」のアンバサダーは、じつは日本の宇宙飛行士、山崎直子さん

日本人の宇宙飛行士は過去現在合わせて12人いますが、その中で女性は2人。山崎直子さんはその内の1人です。

「そらはく」では、期間限定のイベントの中、宇宙飛行士のお話を聞けるという催し物があります

私が知る中では、山崎直子さん、油井亀美也(ゆい きみや)さんがいらっしゃいました。職員さんのお話では他の宇宙飛行士の方も来られたことがあるとか。

数少ない宇宙飛行士と直に会える機会があるというのは、本当にすごいことなのです。

宇宙飛行士は頭脳はもちろん、精神力、体力、人間性などが高水準で求められる職業。そして「宇宙飛行士になりたい」という夢を勝ち取った方々でもあります。

「夢」を現実に叶えた宇宙飛行士の方々のお話は、大人にとってもとても勉強になるものばかりですが、感受性が豊かで未来ある子供たちにこそ聞いてもらいたいと私自身は思っています。

「そらはく」では、他にも、岐阜高専のロボット展示、写真コンテスト、マインクラフトを使ったプログラミングなど、様々なイベントが開催されていますので、ぜひ見てみて下さいね。

かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)でのお食事(カフェ利用・お弁当の持ち込み)

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開館してすぐ「そらはく」に着いても、展示物をひとつひとつ見ているうちにあっという間にお昼になってしまいます。

「そらはく」で食事をとる方法
・レストラン「空宙博カフェ」を利用
・屋外のテーブルやベンチ、芝生広場で持ってきたお弁当などを食べる

レストラン「空宙博カフェ」ではオムライス、カレー、牛丼、ラーメン、ポテト、ジュース、アイスクリームなどの軽食が食べられます。

気になるお値段は、一番高いメニューの飛騨牛オムハヤシライスで1000円。

お出かけ先のランチとしては、良心的な値段だと思います。

岐阜県の飛騨牛を使った料理や各務原名物のキムチ、高山ラーメンなど、名物の料理が並んでいますので、お好きなものを注文してくださいね。メニューの詳細はこちらです。>>空宙博カフェMENU

「そらはく」から車で20分ほど行ったところにファミリーマートがありますので、あらかじめ食事を買い込んで屋外のベンチや芝生広場で食べるのもおすすめです。

館外には遊具が並んでいるので、食後の運動にも良いですね。

レストラン以外では館内でお食事できませんが、中2階の休憩コーナーで飲み物などを飲むことはできますので、お子さんの水分補給場所として覚えておくと便利です。

館外の駐車場付近にはドリンクやアイスクリームの自動販売機もありますので、ぜひご利用ください。

かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)おすすめのお土産

「そらはく」の1階にミュージアムショップがあるのですが、航空機や宇宙好きにはたまらないラインナップとなっているので、いくつかご紹介します。

宇宙食

私のイチオシは宇宙食です。無重力の中で宇宙飛行士の方々が食べる宇宙食は、様々な研究の結果とてもおいしくなったと話題になっていました。

数年前のHⅡロケットの補給ではフルーツも宇宙に送られていてびっくりしたものですが、やはりイメージはドライフードの印象が強いです。

めったに見ることのできない宇宙食は、物珍しいものであるとともに防災減災のストックとしても優秀なので、お土産にも適しています。

山田
山田

私は想像よりずっとおいしくいただくことができました!

航空機やロケット、人工衛星の模型

航空宇宙博物館ならではのグッズ、模型。航空機はホビーショップでもよく見かけますが、ロケットや人工衛星はなかなかお目にかかれません

手のひらサイズの模型であれば、数百円で購入できますので、子どもたちのお土産としてもおすすめです。

値段のわりに、本物そっくりでクオリティの高い作りになっているので、私は5セットくらい机の上に並べています。

HⅡ-Bロケットもスレンダーでかっこいいですが、個人的には人工衛星はやぶさ、はやぶさ2が気に入っています。

昨年話題になったタカラトミーのソラキューなども増えると嬉しいなと思っています。

航空機の花形・ブルーインパルスグッズ

航空機のノート、タオル、ストラップなども良いですが、私のイチオシは航空自衛隊の花形ブルーインパルスグッズです。

ブルーインパルスの服を着たテディベアはぬいぐるみ好きにはとても人気でしたし、マグカップやサーモボトルも日常使いにできます。

最近は日差しが強く、帽子が手離せませんので、ブルーインパルスのベースボールキャップもおすすめです。

あざやかなブルーと白い翼のワッペンが涼しげで、我が家の子供たちのお気に入りの帽子となっています。

ちなみに私の帽子はNASAの帽子です。こちらも「そらはく」のミュージアムショップで購入しました。

航空祭では買えることもありますが、一般のお店には売っていない商品ですので、ぜひ見てみて下さいね。

かかみがはら航空宇宙博物館(そらはく)へのアクセス・駐車場

「そらはく」の駐車場は、すべて無料で600台。

よほど人気のイベントがない限りは余裕で駐車できます。

住所岐阜県各務原市下切町5丁目1
公式サイト岐阜かかみがはら航空宇宙博物館
駐車場600台(無料)

まとめ

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館は、ベビールームが完備されており、料金的にも子供に配慮された、楽しみながら学べる魅力的な施設です。

航空機や宇宙に関する展示や体験が豊富にあり、子供たちは夢や想像力を膨らませながら楽しむことができます。

また、酷暑や雨天など天候に左右されずに安心して楽しむことができるので、ぜひ屋内施設にお出かけしたい時などは訪れてみてくださいね。

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