※この記事は2025年11月2日時点の情報をもとに作成しています。
競走馬ショウヘイ(しょうへい)は、名門ノーザンファーム生まれの現役牡馬で、クラシック戦線において確かな存在感を放つ注目の一頭です。
2025年の京都新聞杯(GⅡ)を制覇し、その後の東京優駿(日本ダービー)では3着に健闘。
さらに秋の神戸新聞杯(GⅡ)でも2着と安定した実績を残しており、世代上位の実力を証明しています。
父は皐月賞馬サートゥルナーリア、母はオーロトラジェという血統背景を持ち、近親にはGⅠ2勝のミッキークイーンや、重賞馬エピファニーなど活躍馬がずらりと並ぶ良血馬です。
育成を手掛けたのは、有名な国内屈指の名門牧場・ノーザンファーム。
調教師は栗東の名伯楽・友道康夫さん、鞍上にもルメール騎手や川田将雅騎手など名手が名を連ねており、陣営の本気度の高さもうかがえます。
本記事では、そんなショウヘイのプロフィール・戦績・走りの特徴・血統背景などを詳しく解説していきます。
【現役】ショウヘイの生産牧場とプロフィールを紹介
ショウヘイは、北海道・安平町にある名門ノーザンファームの生産馬です。
ノーザンファームは、数々のGⅠ馬を輩出してきた日本有数の名牧場として知られ、育成・繁殖・調教の全てにおいて高水準の管理が徹底されています。
そのノーザンファームで生まれ育ったショウヘイは、2022年のノーザンファームミックスセールにおいて4,400万円(税込)という高額で取引されました。
馬主は石川達絵さんで、管理調教師は栗東の名門・友道康夫さんが務めています。
2024年11月にデビューして以来、2025年10月の菊花賞までに計7戦2勝を挙げ、重賞勝利を含む堅実な走りを披露してきました。
獲得賞金はすでに中央で1億7,050万円に達しており、今後のさらなる飛躍が期待されています。
| 順位 | 画像 | 商品名 | リンク |
|---|---|---|---|
1 |
特価【サラブレッド コレクション 優勝レイ ハンドタオル】馬… | 詳細 | |
2 |
6種セット【サラブレッド コレクション ふっくら マスコット… | 詳細 | |
3 |
特価【サラブレッド スペシャルウィーク ウマ 寝そべり ぬい… | 詳細 | |
4 |
多機種対応 スマホケース 手帳型 iPhone 17 16 … | 詳細 | |
5 |
多機種対応 スマホケース 手帳型 iPhone 17 16 … | 詳細 |
ショウヘイの基本プロフィール
| 馬名 | ショウヘイ(Shohei) |
| 性別・毛色 | 牡・黒鹿毛 |
| 生年月日 | 2022年3月15日 |
| 生産者 | ノーザンファーム(北海道安平町) |
| 馬主 | 石川達絵さん |
| 調教師 | 友道康夫さん(栗東) |
| セリ取引価格 | 4,400万円(2022年 ノーザンファームミックスセール) |
| 通算成績 | 7戦2勝[2-2-1-2] |
| 主な勝鞍 | 2025年 京都新聞杯(GⅡ) |
| 獲得賞金(中央) | 1億7,050万円 |
| 所属厩舎 | 栗東・友道康夫厩舎 |
【現役】ショウヘイの競走成績を紹介
ショウヘイは2024年11月30日に京都競馬場で新馬戦デビューを果たし、2025年10月の菊花賞までに通算7戦2勝という成績を残しています。
デビュー戦からGⅠ戦線に至るまで、一貫して高いパフォーマンスを見せており、重賞での勝利・連対・好走歴も豊富です。
特に注目すべきは、5戦目での京都新聞杯(GⅡ)制覇と、日本ダービー(東京優駿)3着、さらに秋の神戸新聞杯(GⅡ)2着というクラシック路線での実績。
いずれのレースでも好位からしぶとく脚を使い、競り合いに強い粘りの走りが光っています。
ショウヘイの競走成績一覧(2024年〜2025年)
| 日付 | 開催場 | レース名 | 格 | 着順 | 騎手 | 距離 | 馬場 | 人気 | 勝ち馬(2着馬) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024/11/30 | 京都 | 2歳新馬 | – | 2着 | C.デムーロ | 芝1800m | 良 | 1番人気 | マディソンガール |
| 2024/12/15 | 京都 | 2歳未勝利 | – | 1着 | 川田将雅 | 芝1800m | 良 | 1番人気 | (フィーユチャン) |
| 2025/02/09 | 京都 | きさらぎ賞 | GⅢ | 4着 | 川田将雅 | 芝1800m | 稍重 | 2番人気 | サトノシャイニング |
| 2025/05/10 | 京都 | 京都新聞杯 | GⅡ | 1着 | 川田将雅 | 芝2200m | 稍重 | 5番人気 | (エムズ) |
| 2025/06/01 | 東京 | 東京優駿(日本ダービー) | GⅠ | 3着 | C.ルメール | 芝2400m | 良 | 6番人気 | クロワデュノール |
| 2025/09/21 | 阪神 | 神戸新聞杯 | GⅡ | 2着 | 坂井瑠星 | 芝2400m | 良 | 1番人気 | エリキング |
| 2025/10/26 | 京都 | 菊花賞 | GⅠ | 14着 | 岩田望来 | 芝3000m | 稍重 | 3番人気 | エネルジコ |
GⅠ戦線では惜しくも勝利には届いていませんが、ダービー3着・神戸新聞杯2着という成績から、世代上位の実力馬であることは間違いありません。
特に2400mあたりまでの中長距離戦では安定感があり、今後の古馬戦線でも注目される存在です。
【現役】ショウヘイの走りの特徴を紹介
ショウヘイの走りには、先行力と持続力を兼ね備えた王道路線型の中長距離タイプという特徴があります。
重賞でも好位から運んで長くいい脚を使えるのが強みであり、特に東京優駿(日本ダービー)や神戸新聞杯ではその粘り強さが光りました。
一方で、2025年菊花賞(芝3000m)では距離の壁に直面した印象で、折り合いに苦労したことが敗因として騎手コメントにも現れており、3000m以上の超長距離では力を出し切れない一面もあると見られます。
また、馬場状態に左右されにくく、良馬場・稍重いずれも対応可能という安定性も強みのひとつです。
現時点でのベストパフォーマンスは芝2200m〜2400m前後と考えられ、今後の重賞戦線でも展開次第では上位争いが十分に見込めます。
ショウヘイの走りの特徴・適性表
| 項目 | 評価 | 解説 |
|---|---|---|
| 脚質 | 好位〜先行 | 前目でレースを運び、長く脚を使える粘りタイプ |
| 芝・ダート | 芝向き | 全7戦すべて芝コースで好走、ダート未出走 |
| 距離適性 | 1800m〜2400m | 京都新聞杯(2200m)・ダービー(2400m)で好走 |
| 長距離適性 | やや不安 | 菊花賞(3000m)では14着、距離延長に課題あり |
| 馬場適性 | 良〜稍重 | 良馬場での安定感が高く、稍重でも勝利実績あり |
| スタミナ | 十分 | ペースの緩急に対応できる持続力型 |
| 成長力 | 上昇中 | 3歳春以降に一気に本格化、今後さらなる伸びに期待 |
| 重馬場適性 | 未知数 | 今後の課題、極端な悪化での実績はまだ不明 |
また、netkeiba内のレース後コメントでも以下のような言及がありました。
「距離が少し長かったかもしれません。折り合いに苦労しました」
— 2025年10月26日 菊花賞後、岩田望来騎手
【現役】ショウヘイの血統を紹介
ショウヘイの血統は、日本競馬を代表する名馬たちの血を色濃く受け継いだ超良血配合です。
父はクラシック戦線で輝かしい実績を残したサートゥルナーリア、母はオルフェーヴル産駒のオーロトラジェで、母系にはミッキークイーン(オークス・秋華賞)をはじめとする一流牝系が名を連ねています。
また、母の母=祖母にあたるミュージカルウェイは海外でG2勝ちを含む重賞戦線で活躍した名牝。
その牝系からは、重賞ウィナーエピファニー、ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯馬)など、近年のJRA重賞戦線で存在感を示す馬たちが多数出ています。
サンデーサイレンスやMr. Prospectorといった名種牡馬のクロス(4×4、5×5)も持ち、日本競馬にフィットしたスピードと持続力を兼備した配合構成である点も注目すべきポイントです。
ショウヘイの血統表(父系・母系まとめ)
| 父系 | 母系 | |
|---|---|---|
| サートゥルナーリア(2016年 黒鹿毛) | 父 | オーロトラジェ(2016年 栗毛) |
| ロードカナロア(2008年 鹿毛) | 父の父 | オルフェーヴル(2008年 栗毛) |
| キングカメハメハ(2001年 鹿毛) | 父の祖父 | ステイゴールド(1994年 黒鹿毛) |
| シーザリオ(2002年 青毛) | 父の母 | オリエンタルアート(1997年 栗毛) |
| スペシャルウィーク(1995年 黒鹿毛) | 父の母父 | メジロマックイーン(1987年 芦毛) |
| キロフプリミエール(1990年 鹿毛) | 父の曾祖母 | エレクトロアート(1986年 栗毛) |
| ミュージカルウェイ(2002年 栗毛) | ||
| Gold Away(1995年 栗毛) | ||
| Mulika(1987年 鹿毛) |
このように、父母ともに日本・欧州の名血が融合された配合で、気性の強さとスピード、持続力に優れた能力を備えています。
特に母系が極めて優秀で、近親には以下のような実績馬がいます。
・ミッキークイーン(牝馬二冠)
・エピファニー(小倉大賞典など重賞勝ち)
・ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)
ニュージーズ、エーデルヴェーグ、マテンロウゴールドなど多数の現役馬が活躍中。
競走馬ショウヘイは、その恵まれた血統背景を活かしてクラシック戦線で活躍し、今後もさらなる成長が見込まれる期待馬です。
まとめ|名門血統と安定感で魅せる注目クラシックホース
ショウヘイは、名門ノーザンファームの生産馬として誕生し、父サートゥルナーリア、母オーロトラジェという超良血の血統背景を持つ現役牡馬です。
2025年の京都新聞杯(GⅡ)を制覇し、日本ダービーでは堂々の3着入線、神戸新聞杯でも2着に健闘するなど、クラシック路線で確かな実力を発揮してきました。
菊花賞では距離や折り合いに課題を見せたものの、ベストは芝2200m〜2400m前後の中距離戦と見られ、条件が噛み合えば今後も重賞戦線で活躍が期待されます。
また、母系からはミッキークイーンやブレイディヴェーグなどGⅠ馬が続出しており、将来的には種牡馬候補としての可能性も十分に秘めています。
血統・実績・育成環境・成長力の4拍子がそろったショウヘイ。
今後の古馬戦線での飛躍に、引き続き大きな注目が集まることでしょう。
この馬の一走一走にぜひご注目ください。
本記事の執筆日:2025年11月2日
内容はnetkeiba掲載情報(2025年10月末時点)に基づいています。
菊花賞関連記事
菊花賞2025をより深く楽しむための関連記事をまとめました。
注目馬や血統分析もぜひご覧ください!
▶菊花賞2025はいつ?日程・予想オッズ・騎手まとめ【最新】
▶菊花賞2025|枠順と10/24時点オッズから読む「どの枠が有利か」
▶エリキングとは?血統・プロフィール・戦績まとめ|父キズナ産駒の2億円ホース
▶エネルジコとは?血統・プロフィール・戦績まとめ|ドゥラメンテの血を継ぐ豪脚青葉賞馬
▶ジョバンニとは?血統・プロフィール・戦績まとめ|持続力と成長力を武器に躍動する良血馬
