岐阜公園からロープウェーで行こう!金華山リス村でリスとふれあう親子旅

金華山リス村の入口看板とキャラクター案内板。親子でのふれあい体験が楽しめる岐阜市の人気スポット

「岐阜市で子供と一緒に楽しめる、ちょっと特別なお出かけ先を探している」「自然や動物と触れ合える体験をさせたい」そんなご家族におすすめなのが、岐阜市のシンボル・金華山の山頂にある「ぎふ金華山リス村」です。

私は岐阜市で15年以上暮らし、3人の娘を育てる母親です。

これまで市内外のさまざまなスポットに家族で出かけてきましたが、このリス村は小さな子供も動物とふれ合えて、大人も自然の中で癒される貴重な場所だと感じました。

この記事では、金華山リス村へのアクセス方法(ロープウェイ・ハイキング)、リスとの餌やり体験の様子、子連れでも安心して楽しめるポイント、注意点などを、実際に訪れた体験をもとに丁寧にご紹介します。

週末や季節の行楽に、親子で特別な思い出を作れる場所を探している方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

【岐阜市・子連れお出かけ】金華山山頂の「リス村」でリスとふれあい体験!

金華山リス村で木の遊具を元気に歩くタイワンリスの姿
金華山リス村では、木製の遊具の上を元気に動き回るリスたちの姿が見られ、子供たちも興味津々で観察できます。

岐阜市で子供との外出におすすめなスポット金華山リス村をご案内します。

金華山山頂の「リス村」とは?アクセス・施設概要ガイド

リス村は金華山の山頂にあり、ロープウェイかハイキングで行きます。

山頂までハイキングに挑戦する方はこちら【金華山登山に挑戦!子供と登れる登山道&難易度・所要時間をチェック】を参考にしてください。

金華山は岐阜市のシンボル的存在ですが、その山頂にリス村があることは意外と知られていません。

リス村には約40頭のリスが自由に暮らしていて、子供たちはその姿を間近で見ることができます。

リスたちのかわいらしい動きや仕草に、子供たちが喜ぶこと間違いなし。

金華山のリス村は山頂の雰囲気とマッチしているこじんまりした施設。

リス村はロープウェイ金華山山頂駅の前にあり、昭和40年に日本で初めて開園したリス村です。

金華山リス村

開園時

・9:30~16:30 (最終入村16:15)

入村料金

・普通料金

 小人(4歳~12歳未満)300円

 大人(12歳以上)400円

・割引料金 ロープウェー往復きっぷ提示割引・団体(30名以上)・障害者(本人)


 小人(4歳~12歳未満)200円


 大人(12歳以上)300円

リス村には屋根があり周囲をカーブ状になった鉄板(忍び返し)が施された金網で囲われています。

リスたちはその中で自由にのびのび暮らしており、リス村のいたるところに木の切り株や木の枝が置かれ楽しそうに遊んでいる姿が見られます。

金華山リス村で会える!タイワンリスの特徴と行動を観察しよう

金華山リス村に設置されたタイワンリスの特徴や行動を紹介する案内板
リス村内にある説明パネルでは、タイワンリスの生態や行動、好きな食べ物などが図解付きでわかりやすく紹介されています。

金華山リス村には、タイワンリスが住んでいます。

【タイワンリスの特徴・基本情報表】

特徴項目内容
体長約20〜25センチメートル
尾の長さ体長と同じくらい(約20〜25センチメートル)
尾の特徴ふさふさとしていてボリュームがある
主な生活場所木の上(樹上性)
食べ物木の実、果物などの植物性の食べ物

金華山リス村はリスたちの生活を観察しながら、直接触れ合うことができる貴重な施設。

リスたちはとてもすばしっこく、木々の間を飛び跳ねるように移動します。

木の枝や遊具の上に登っているリスも見られ、自然に近い姿を観察することができます。

木の上でずっと眠っているリスたちもいました。

リスの様子を子供たちと観察し彼らがどんな食べ物を食べているのか、どのように暮らしているのかを学ぶ楽しい時間です。

小さな子供連れでも安心!リス村を安全に楽しむ3つのポイント

リスは自然に近い環境で暮らしており触れ合うときは注意点を守ることが大切です。

注意点
  • 餌を強引にあげない
    リスが自分から近づいてくるまで待ってください。無理に触れたり手でリスを捕まえないでください。
  • 大きな声を出さない
    リスは音に敏感なので大声を出すと驚いて逃げてしまいます。静かに待つことを試みてください。
  • 手指の衛生
    餌やりの後はしっかりと手を洗い消毒をしてください。リス村の中では手袋をしますが衛生面に気をつけてください。

金華山リス村ではビニル手袋も用意されており他の人が使用した手袋をはめることに抵抗がある人に配慮されています。

安全に配慮しながら、リスとの貴重な触れ合い体験を楽しんでください。

子供と一緒に楽しめる!金華山リス村が岐阜市で人気の理由とは

金華山リス村で手袋の上の餌を食べるタイワンリスの様子
金華山リス村では、専用の手袋の上に置かれた餌をタイワンリスが食べに来る様子を間近で観察できます。

金華山リス村が岐阜市の子供とのお出かけにピッタリの理由をご説明します。

子供が夢中に!金華山リス村の餌やり体験とは?裏技も紹介

リス村での餌やり体験は、子供たちにとってドキドキわくわくの時間です。

実際に体験して感じた餌やりの流れと、リスたちの行動の特徴を以下の表にまとめました。

【金華山リス村・餌やり体験の流れとポイント】

使用するもの丈夫な皮手袋(施設で貸し出し)
スタートの流れ飼育員さんが手袋の上に餌(粉末状のナッツやとうもろこし)を置いてくれる
リスの反応餌の匂いを察知して勢いよく飛び乗ってくる
リスの行動手袋の上だけでなく肩や腕にも乗ってくることがある
リスの習性餌は手袋の上にあると学習しており、そこを目がけてやってくる

リスたちは人に慣れているため、上手に接すれば怖がることなく餌を食べてくれます。

お子さんには事前にリスの元気さや動きの速さを伝えておくと、より楽しく体験できます。

金華山のリス村ではトウモロコシとナッツを粉にした餌をあげます。 

リスたちは手袋の餌がなくなると休憩に行ってしまいます。

長く餌やりを楽しみたい時の裏技をご紹介します。

裏技
  1. 手袋をパーに広げずグーにしてください。
  2. 握った手袋の指近くに餌を集めてください。
  3. 少しずつ餌を手袋の手のひら側に出してください。

リスは餌が欲しくて手袋に頭を入れようとする可愛い姿も見られます。

リスのお腹がいっぱいになると餌やりが中止になることもあります。

行楽シーズンは早めの到着をおすすめします。

岐阜公園内も充実!リス村と一緒に楽しめる子供向け施設3選

岐阜公園には子供たちは遊べる施設が様々あります。

金華山山頂までハイキングする事もできます。

ハイキングについてはこちら【金華山登山に挑戦!子供と登れる登山道&難易度・所要時間をチェック】をご覧っください。

お子さんが昆虫に興味があれば昆虫博物館もおすすめ。

元気に遊具遊びがしたい時はちびっこ天下広場も岐阜公園内にあります。

金華山山頂のリス村と合わせてお出かけください。

ロープウェイで金華山山頂へ!子供と乗れるアクセス方法を解説

金華山ロープウェイが空中を進む様子。岐阜公園から山頂のリス村へアクセスする手段のひとつ
金華山山頂へ向かうロープウェイ。リス村や岐阜城へのアクセスに便利で、親子連れにも人気の移動手段です。

金華山のリス村へのアクセス方法はロープウェイハイキング

ロープウェイを利用するのが一般的で短時間で山頂まで到達でき、小さいお子さん連れのご家族には特におすすめです。

ロープウェイ

基本運賃

・小人(4歳~12歳未満)往復650円 片道400円

・大人(12歳以上)往復1300円 片道800円


*その他各種割引と運行時間はホームページでご確認ください。

ロープウェイの窓から見える景色も素晴らしく子供たちはワクワクします。

上る時にロープウェーの前面に乗ったら金華が迫ってくる景色が、後ろ側に乗ったら岐阜市の街並みが望めます。

窓は大きくお子さんの目線からも十分景色が楽しめます。

お子さんが小学生なら、ハイキングもおすすめ。

山頂までは1時間程でいい運動になります。

山田
山田

山頂には岐阜城もあり、展望台からの眺めも素晴らしいスポット。

金華山がある岐阜公園へのアクセスも抜群。

公共交通機関や車を利用して行くことができ岐阜市役所や岐阜駅から金華山までは10分程です。

車でお越しの際は岐阜公園の駐車場を利用してください。

駐車場からロープウェイ乗り場までは5分程歩きます。

ロープウェイ乗り場は階段の上にあり山頂も階段が多いのでベビーカーの利用はおすすめしません

お子さんには頑張って歩いてもらうか抱っこひもがあると安心です。

【よくある質問】金華山リス村に行く前に知っておきたいQ&A

金華山リス村に初めて訪れる方が気になる「アクセス」「体験内容」「安全性」など、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

訪問前の不安解消にお役立てください。

Q
金華山リス村は雨の日でも開園していますか?
A

リス村は屋根付きで雨の日も開園しています。

ただし、天候によってリスの行動が穏やかになることもあるため、できれば晴れの日の訪問をおすすめします。

Q
小さな子供でもリスとふれ合えますか?
A

はい、4歳くらいのお子さんでも手袋をして餌やり体験ができます。

ただし、リスの素早い動きに驚くことがあるため、事前に「飛び乗ってくるよ」と伝えておくと安心です。

Q
リス村へはベビーカーで行けますか?
A

ロープウェイ乗り場や山頂には階段が多く、ベビーカーの使用はおすすめできません。

抱っこひもがあると移動がスムーズです。

Q
餌やり体験はいつでもできますか?
A

リスの体調や食欲によって一時的に餌やりが中止される場合があります。

行楽シーズンや混雑時は早めの訪問が安心です。

Q
金華山リス村は予約が必要ですか?
A

リス村は予約不要で入場できます。

混雑を避けたい場合は、午前中の早めの時間帯の来場がおすすめです。

まとめ・岐阜市金華山リス村は子供と行ける癒しのふれあいスポット

金華山の山頂にある「ぎふ金華山リス村」は、親子で自然や動物とふれ合える貴重なスポットです。

私自身、岐阜市で15年以上暮らし、3人の娘を育てる母親として家族で何度も訪れています。

ロープウェイでの山頂アクセスや、手袋を使ってのリスへの餌やり体験は、子供たちにとって特別な思い出になりました。

タイワンリスが目の前に来てくれる体験は、動物園とはひと味違うワクワク感があります。

また、山頂の岐阜城や公園内の遊具エリアも合わせて楽しめるため、1日たっぷり遊べるのも魅力です。

この記事では、実際の体験をもとにアクセス方法や注意点も丁寧に解説していますので、初めて訪れるご家族でも安心して計画を立てられます。

岐阜市で親子のお出かけ先を探している方に、ぜひ訪れてほしいおすすめの場所です。

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※この記事は、岐阜市在住・3人の娘を育てる筆者が実際に金華山リス村を訪れた体験をもとに執筆しています。掲載内容は2025年4月時点の情報です。最新の情報は、公式サイトをご確認のうえ、お出かけください。

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