競走馬アスコリピチェーノとは?名門ノーザンファーム生まれの華麗なマイル女王!

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草原を駆ける2頭の競走馬。中央に黒鹿毛の牝馬アスコリピチェーノのイメージ画像

アスコリピチェーノ(あすこりぴちぇーの)は、名門ノーザンファームの生産による現役牝馬で、2023年のJRA最優秀2歳牝馬に輝いた注目のマイラーです。

デビューから高い勝率を維持し、GⅠヴィクトリアマイル制覇、NHKマイルカップや桜花賞での2着など、マイル路線において安定した実績を残しています。

鞍上は主にルメール騎手や北村宏司騎手が務め、その素直な気性と鋭い末脚が特徴です。

本記事では、そんなアスコリピチェーノの生産牧場やプロフィール、これまでの競走成績、走りの適性や血統構成までを丁寧に解説します。

マイル女王と称される所以を、多角的に紐解いていきましょう。

目次

【現役】アスコリピチェーノの牧場とプロフィールを紹介

アスコリピチェーノは、競馬界を代表する名門牧場「ノーザンファーム」(北海道安平町)で生産された牝馬です。

育成や調教を担当する黒岩陽一調教師のもと、サンデーレーシングが馬主として所有しています。

ノーザンファーム×サンデーレーシングという黄金タッグによって、2歳戦からGⅠでの活躍を見せる実力馬に成長しました。

以下がアスコリピチェーノの基本プロフィールです。

馬名アスコリピチェーノ(Ascoli Piceno)
性別牝馬
年齢4歳(2025年現在)
生年月日2021年2月24日
毛色黒鹿毛
生産者ノーザンファーム(北海道安平町)
馬主株式会社サンデーレーシング
調教師黒岩陽一さん(美浦)
所属クラブサンデーサラブレッドクラブ
募集価格1口あたり60万円/全40口
通算成績10戦6勝(中央6勝・海外1勝)
総獲得賞金約3億9,699万円(中央競馬)
主な勝鞍ヴィクトリアマイル(GⅠ)、阪神ジュベナイルF(GⅠ)など

名門血統と充実の育成体制に支えられたアスコリピチェーノは、若くして国内外の重賞を制覇するなど、将来がますます楽しみな存在です。

【現役】アスコリピチェーノの競走成績を紹介

アスコリピチェーノは、2023年6月の新馬戦を快勝して華々しくデビュー。

その後もGⅠレースを含む重賞で安定した成績を収めており、特にマイル戦での勝負強さが光ります。

2025年のヴィクトリアマイルを制し、名実ともに現役マイル女王の地位を確立しました。

以下に、これまでの主なレース成績を時系列でまとめます。

アスコリピチェーノの主な競走成績(2023年〜2025年)

日付開催地・レース名人気着順騎手距離馬場タイム
2025/08/17ジャック・ル・マロワ(GI)(仏・ドーヴィル)1人気6着ルメール芝1600m稍重
2025/05/18ヴィクトリアマイル(GI)1人気1着ルメール芝1600m1:32.1
2025/02/231351ターフスプリント(GII)(サウジ)1人気1着ルメール芝1351m1:17.87
2024/11/02ゴールデンイーグル(豪・ローズヒル)1人気12着モレイラ芝1500m稍重
2024/09/08京成杯オータムH(GIII)1人気1着ルメール芝1600m1:30.8
2024/05/05NHKマイルカップ(GI)1人気2着ルメール芝1600m1:32.8
2024/04/07桜花賞(GI)1人気2着北村宏司芝1600m1:32.3
2023/12/10阪神ジュベナイルF(GI)3人気1着北村宏司芝1600m1:32.6
2023/08/27新潟2歳ステークス(GIII)1人気1着北村宏司芝1600m1:33.8
2023/06/242歳新馬戦(東京)1人気1着ルメール芝1400m1:22.8

※着順・人気順・着差・タイムはいずれもnetkeiba提供情報に基づく

アスコリピチェーノは、新馬戦からGⅠ・GII・GIIIを含む重賞を次々と制覇し、現在まで10戦6勝(2着2回)という非常に高い勝率を誇っています。

特に芝1600mでは大崩れがなく、好位追走からの差し脚が強力な武器です。

今後も国内外のマイルGⅠ戦線での活躍が期待される1頭です。

【現役】アスコリピチェーノの走りの特徴とは?

アスコリピチェーノは、芝1600m(マイル)を中心に高い適性を示しており、GⅠでも確かな安定感を発揮しています。

その走りの特徴は、差し・追い込み型ながらも位置取りの柔軟性があり、直線での加速力に優れている点にあります。

また、早い時期から完成度が高く、2歳時からGⅠを制覇する早熟性も評価されています。

アスコリピチェーノの走りの適性一覧

特徴項目評価・傾向
コース適性芝>ダート(芝専門)
距離適性1400〜1600mがベスト。特に芝1600mで抜群の安定感
脚質差し・追い込み型が基本。展開に応じて中団も可能
成長タイプ早熟タイプ。2歳から完成度が高く、既にGⅠ複数勝利
重馬場適性やや苦手の傾向あり(稍重以下でパフォーマンス低下傾向)
海外適性海外GⅠ出走経験あり。今後に期待される

アスコリピチェーノは、前半に無理なく中団〜後方に控え、直線で一気に加速して差し切るレースパターンが定番です。

特にヴィクトリアマイルでは後方15番手からの追い込みで1着をもぎ取るなど、瞬発力勝負での強さが際立ちました。

一方で、海外遠征や重馬場では持ち味を発揮しきれないレースも見られ、環境適応力が今後の課題となるでしょう。

【現役】アスコリピチェーノの血統を紹介

アスコリピチェーノは、日本競馬を代表する種牡馬ダイワメジャーを父に持ち、母アスコルティは欧州の良血牝系「リッスン」の一族に連なる名繁殖牝馬です。

この配合は、日本のスピード×欧州の底力が融合したバランスの良い血統構成となっており、マイル戦での瞬発力と持久力を支えています。

系統馬名詳細
ダイワメジャー2001年生・栗毛、GⅠ5勝、サンデーサイレンス系
父の父サンデーサイレンス米国産、名種牡馬、Halo系
父の母スカーレットブーケノーザンテースト産駒、繁殖牝馬として成功
アスコルティ2011年生・黒鹿毛、Danehill Dancer産駒
母の父Danehill Dancer欧州スピード血統、Northern Dancer系
母の母リッスンSadler’s Wells産駒、GⅠフィリーズマイル勝ち馬

※血統背景にNorthern Dancerのクロス(4×5×4)が存在し、名血の影響を色濃く受け継いでいます。

母アスコルティは、欧州で活躍したリッスン(愛GⅠ馬)の直仔であり、近親にはタッチングスピーチ(ローズS勝ち馬)、キングズレイン(ホープフルS3着)など、重賞実績馬が多数存在します。

また父ダイワメジャーはマイルGⅠを複数勝利した名馬で、母系に欧州の名血を持つ本馬との配合は、国内のマイル戦線における活躍を予感させるものでした。

その期待に違わず、アスコリピチェーノは2歳GⅠから古馬マイルGⅠまで制するマイル巧者に成長。

血統背景の完成度と適性の高さがうかがえる好例と言えるでしょう。

まとめ|マイルの舞台に輝く牝馬、アスコリピチェーノの歩みと展望

アスコリピチェーノは、名門ノーザンファームで生まれ、父ダイワメジャー譲りのスピードと、母アスコルティの名牝系由来の底力を受け継いだ、まさに「良血馬の結晶」ともいえる存在です。

2歳でGⅠを制し、その後も安定してマイル戦線で活躍。

2025年のヴィクトリアマイルでは、後方からの差し切りで見事に女王の座に輝きました。

芝1600mでの信頼度の高さ、柔軟な位置取り、そして最後の直線での切れ味は、現役屈指のマイラーであることを証明しています。

血統、育成、騎手のコンビネーションも抜群で、今後は国内だけでなく再び海外GⅠでも期待がかかります。

引き続きその走りに注目しつつ、さらなるタイトル獲得や後継世代への継承にも期待が集まる、アスコリピチェーノは、間違いなく今後も競馬ファンの心を熱くする1頭です。

本記事の執筆日:2025年11月19日
内容はnetkeiba掲載情報(2025年11月19日時点)に基づいています。

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