ショウヘイ(しょうへい)は、2022年3月15日生まれのサラブレッド牡馬で、ノーザンファームの生産馬として注目を集めています。
父サートゥルナーリア、母オーロトラジェという血統背景を持ち、名門友道康夫厩舎に所属。
2025年の京都新聞杯(GII)を制し、東京優駿(日本ダービー)でも3着に入るなど、その世代を代表する存在に成長しました。
デビュー戦から常に注目を浴びてきた本馬は、走るたびに進化を遂げ、ファンの期待を裏切らない活躍を続けています。
本記事では、ショウヘイさんのプロフィールや血統、戦績、走りのスタイル、そして将来性について詳しく解説します。
ショウヘイとは?プロフィールと基本情報
ショウヘイは2022年生まれの黒鹿毛牡馬で、2022年のノーザンファームミックスセールにて石川達絵さんが4,400万円(税込)で落札しました。
調教師は友道康夫さん(栗東所属)で、騎乗歴にはクリスチャン・デムーロ騎手、川田将雅騎手、クリストフ・ルメール騎手、坂井瑠星騎手らトップジョッキーが名を連ねています。
以下に基本プロフィールを整理します。
| 馬名 | ショウヘイ(Shohei) |
| 生年月日 | 2022年3月15日 |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 父 | サートゥルナーリア |
| 母 | オーロトラジェ |
| 母の父 | オルフェーヴル |
| 生産者 | ノーザンファーム(北海道安平町) |
| 馬主 | 石川達絵さん |
| 調教師 | 友道康夫さん(栗東) |
| 通算成績 | 6戦2勝[2-2-1-1](2025年9月時点) |
| 獲得賞金 | 170,509,000円(2025年9月21日現在) |
| 主な勝ち鞍 | 京都新聞杯(GII・2025年) |
2024年11月の新馬戦でデビューし、直後の未勝利戦で初勝利。
2025年には重賞・京都新聞杯を制してダービー出走権を獲得し、日本ダービーで3着という堂々たる成績を残しました。
ここまで6戦2勝、獲得賞金は1億7,050万9,000円と世代屈指の実績を誇ります。
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ショウヘイの血統背景と特徴
ショウヘイの血統は、スピードとスタミナの融合が特徴です。
父サートゥルナーリアの影響
父サートゥルナーリアはホープフルS、有馬記念を制した名馬で、父ロードカナロアからはスピードと瞬発力、母シーザリオからは底力と勝負根性を受け継いでいます。
産駒は切れ味鋭い末脚を武器にするタイプが多く、ショウヘイもその資質を色濃く引き継いでいるといえます。
特に京都新聞杯で見せた直線の加速力は、父譲りの非凡な才能の証明といえるでしょう。
母オーロトラジェの血統的価値
母オーロトラジェはオルフェーヴル産駒で、日本競馬を代表するステイゴールド系の流れを汲んでいます。
祖母ミュージカルウェイは仏重賞3勝馬であり、母系は欧州で評価の高い牝系に属します。
近親にはオークス馬ミッキークイーン、エリザベス女王杯馬ブレイディヴェーグらが名を連ねており、ショウヘイは世界的にも通用する良血の持ち主です。
母系からはスタミナと持続力、そして底力が強く伝わっている点が特徴です。
クロスによる特徴
血統表を見ると、サンデーサイレンスの4×4、Mr. Prospectorの5×5というクロスが存在しています。
これにより俊敏性と持続力を高める効果が期待され、芝2000m~2400mの中距離戦で最も能力を発揮できる配合です。
瞬発力と持久力をバランス良く備えている点は、ダービー3着や神戸新聞杯2着といった安定した好走に表れています。
ショウヘイの戦績とこれまでの歩み
2024年11月30日、京都競馬場での2歳新馬戦でデビューし、マディソンガールに差され2着。
続く12月15日の2歳未勝利戦では、川田将雅騎手を背に直線抜け出し初勝利を飾りました。
| 日付 | 開催場 | レース名 | 距離 | 着順 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年11月30日 | 京都 | 2歳新馬 | 芝1800m | 2着 | C.デムーロ |
| 2024年12月15日 | 京都 | 2歳未勝利 | 芝1800m | 1着 | 川田将雅 |
| 2025年2月9日 | 京都 | きさらぎ賞(GIII) | 芝1800m | 4着 | 川田将雅 |
| 2025年5月10日 | 京都 | 京都新聞杯(GII) | 芝2200m | 1着 | 川田将雅 |
| 2025年6月1日 | 東京 | 東京優駿(日本ダービー・GI) | 芝2400m | 3着 | C.ルメール |
| 2025年9月21日 | 阪神 | 神戸新聞杯(GII) | 芝2400m | 2着 | 坂井瑠星 |
3歳シーズン初戦となった2025年2月のきさらぎ賞(GIII)では4着に敗れるも、5月の京都新聞杯(GII)で馬場中央を豪快に突き抜け重賞初制覇。
その後挑んだ東京優駿(GI)ではクロワデュノール、マスカレードボールに次ぐ3着と大健闘しました。
さらに秋の神戸新聞杯(GII)ではエリキングにハナ差2着と、世代トップクラスであることを証明しました。
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ショウヘイの走りのスタイル分析
ショウヘイのレースぶりは、好位から流れを読み、直線で確実に脚を伸ばすスタイルが特徴です。
前目の位置で折り合い、最後の直線で持ち味の瞬発力を発揮する形がもっとも得意で、京都新聞杯のようにスローペースからでも一気に抜け出す力を見せています。
また神戸新聞杯では32.9秒という鋭い上がりを記録しており、トップレベルの瞬発力を保持していることが証明されました。
課題としては、極端な展開での対応力や長距離戦でのスタミナ消耗が挙げられますが、バランスの取れた競走馬として高い安定感を持っています。
ショウヘイの血統から見る将来性
引退後の種牡馬としての価値も極めて高いと考えられます。
父サートゥルナーリアはまだ若い種牡馬で産駒実績を積み上げつつあり、母系からはオルフェーヴルやミッキークイーンといった名馬の血統が流れています。
加えて、母の母ミュージカルウェイはフランス重賞馬であり、国際的にも評価の高い牝系に属します。
サンデーサイレンス4×4とMr. Prospector 5×5のクロスにより、日本競馬で需要の高いスピード×スタミナ型の後継種牡馬となれる可能性が十分です。
後継世代においても芝2000m~2400mのクラシックディスタンスで力を発揮する産駒を送り出すことが期待されます。
ショウヘイの今後の注目ポイント
今後は菊花賞や有馬記念といった長距離・古馬混合戦への挑戦が注目されます。
特に3000mの菊花賞は未知の領域ですが、血統背景からは十分こなせる資質を備えており、クラシック三冠最後の舞台でどのような走りを見せるかが期待されます。
また、将来的に古馬になってからの中距離戦線でも安定した力を発揮できるタイプと見られ、世代トップレベルとしての地位を確立する可能性が高い存在です。
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まとめ|京都新聞杯馬ショウヘイの評価と今後
ショウヘイは、2022年生まれのサラブレッド牡馬で、父サートゥルナーリア、母オーロトラジェという良血背景を持ち、ノーザンファーム生産・友道康夫厩舎所属という一流の環境で育てられています。
2歳冬にデビューし、京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を果たすと、日本ダービー(GI)では世代上位馬相手に3着、秋の神戸新聞杯(GII)では惜しくも2着と、安定して高いレベルで結果を残してきました。
走りの特徴は、好位から自在に立ち回れる器用さと、直線での確かな瞬発力です。
特に京都新聞杯で見せた切れ味や、神戸新聞杯での32秒台の末脚は、今後のビッグレースでも十分に通用する武器となるでしょう。
血統的にもサンデーサイレンスとMr. Prospectorのクロスを持ち、引退後の種牡馬としての期待も大きい存在です。
今後は菊花賞や有馬記念といった大舞台での走りが注目されます。
長距離戦への適性を証明できれば、世代を代表するだけでなく、日本競馬を牽引する名馬となる可能性も秘めています。
京都新聞杯を制した実績を足掛かりに、さらなる飛躍に期待が高まる一頭といえるでしょう。
ショウヘイが出走予定の菊花賞2025は、三冠最終戦として大注目の舞台です。
開催日程や最新の予想オッズ、騎手情報に加えて、他の有力馬の情報もまとめています。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
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