競走馬マスカレードボールとは?有名牧場生まれの現役注目馬を徹底紹介!

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マスカレードボールが芝レースで豪快に差し脚を繰り出す瞬間の様子

※この記事は2025年11月1日時点の情報をもとに作成しています。

現役競走馬マスカレードボール(Masquerade Ball/ますかれーどぼーる)は、名門・社台ファームの生産馬として注目を集めている実力派サラブレッドです。

デビュー戦から期待に応える走りを見せ、2歳時にはリステッド競走を快勝。

さらにクラシック三冠路線でも上位争いを繰り広げる存在へと飛躍しました。

中でも、東京優駿(日本ダービー)では名だたる強豪を相手に堂々の2着と健闘。

その末脚と勝負根性に、ファンの間でも高い評価が寄せられています。

血統背景も良く、父は二冠馬ドゥラメンテ、母はディープインパクト産駒マスクオフというサラブレッドエリート

近親には重賞馬マスクトディーヴァやトゥーフェイスもおり、将来性にも大きな期待がかかっています。

この記事では、そんなマスカレードボールのプロフィール・競走成績・血統・走りの特徴までを一挙に紹介。

名門牧場出身の現役注目馬として、競馬ファンなら知っておきたい情報を網羅しています。

目次

【現役】マスカレードボールの牧場とプロフィールを紹介

マスカレードボールは、日本を代表する有名牧場「社台ファーム」の生産馬です。

北海道・千歳市に拠点を構える社台ファームは、数多くのG1馬を輩出してきたことで知られ、特にクラシック戦線に強い血統馬の育成に定評があります。

調教師は関東・美浦所属の手塚貴久(てづかたかひさ)さん。

これまでにもフェノーメノやサリオスなどG1級の馬を手掛けており、育成力と仕上げの巧さに定評のある名伯楽です。

馬主は社台レースホース。

クラブ法人として広く知られ、社台グループの中心的な馬主クラブとして、数々の名馬を世に送り出しています。

以下に、マスカレードボールの基本プロフィールを表にまとめました。

マスカレードボールの基本プロフィール

馬名マスカレードボール(Masquerade Ball)
性別
毛色黒鹿毛
生年月日2022年3月2日
生産者社台ファーム(北海道千歳市)
馬主社台レースホース
調教師手塚貴久(美浦)
所属JRA(日本中央競馬会)
募集価格1口あたり200万円(40口募集)
通算成績6戦3勝[3-1-1-1]
獲得賞金2億4,762万円(2025年10月現在)
主な勝鞍2025年 共同通信杯(G3)

デビュー以来、堅実な走りと成長力で上位争いを続けているマスカレードボール。

名門牧場と実績ある厩舎のバックアップのもと、今後のさらなる飛躍が期待されます。

【現役】マスカレードボールの競走成績まとめ

マスカレードボールは、2歳夏のデビュー戦を勝利で飾り、以降も重賞路線で活躍を続けている有力馬です。

特に、2025年のクラシック路線では共同通信杯を制覇し、皐月賞3着・日本ダービー2着と、世代トップクラスのパフォーマンスを披露しています。

以下に、これまでの競走成績を時系列で表にまとめました。

マスカレードボールの全戦績(2025年10月末時点)

日付開催レース名距離着順騎手人気馬体重備考
2024/08/11新潟2歳新馬芝1600m1着戸崎圭太1番人気460kg初勝利
2024/10/19東京アイビーSL芝1800m1着戸崎圭太3番人気472kgリステッド勝利
2024/12/28中山ホープフルSG1芝2000m11着戸崎圭太4番人気472kg初G1で敗退
2025/02/16東京共同通信杯G3芝1800m1着坂井瑠星1番人気464kg重賞初制覇
2025/04/20中山皐月賞G1芝2000m3着横山武史4番人気460kg好位差し健闘
2025/06/01東京東京優駿(日本ダービー)G1芝2400m2着坂井瑠星3番人気466kg世代頂点で健闘

マスカレードボールの戦績は、6戦3勝[3-1-1-1]という非常に安定感のある内容です。

特に、クラシック二冠レースにおいて連続で馬券圏内に入った点は高く評価されており、「G1制覇は時間の問題」とも言われる実力派です。

ホープフルSでの11着は距離や展開の影響を受けたと見られ、以降は調教・成長ともに順調に推移。

共同通信杯では鋭い末脚で差し切り、皐月賞でも後方からしっかり伸びての3着。

ダービーでは好位追走から差し込んで0.1秒差の2着と、内容も非常に濃いレースぶりを見せました。

【現役】マスカレードボールの走りの特徴

マスカレードボールは、非常にバランスのとれた総合力タイプの競走馬です。

明確なストロングポイントを持ちながらも、レース展開や馬場状態に応じて柔軟に対応できる点が大きな強みといえるでしょう。

以下に、適性・特徴を表に整理します。

項目傾向解説内容
コース芝◎/ダート×芝のみで好成績。ダート経験なし。芝1800~2400mが主戦場。
距離適性中距離◎/短距離△1800~2400mに高い適性。新馬~ダービーまで安定して好走。
展開好位差し◎/逃げ×中団〜好位からの差しが得意。スタート後の位置取りに安定感あり。
馬場状態良馬場◎/重馬場△これまでの勝利はいずれも良馬場。時計勝負に強いタイプ。
脚質差し・先行型末脚の爆発力が持ち味。位置を問わず伸びる脚を使える。
成長曲線徐々に上昇◎ホープフルS敗戦後に急成長。春のクラシックで大幅にレベルアップ。
メンタル安定感◎大舞台でも崩れず、競り合いにも強い。レースセンス良好。

マスカレードボールは、「これといった弱点が見当たらない」タイプの馬です。

スタートから中団~好位につけて折り合いをつけ、直線では持続力ある末脚を発揮します。

共同通信杯やダービーで見せたように、スローペースでも切れ味を落とさず、鋭く伸びる脚が持ち味です。

G1勝利を狙える安定した戦術と地力を備えており、今後の古馬戦線でも期待が集まります。

【現役】マスカレードボールの血統背景と近親馬

マスカレードボールの父はドゥラメンテ、母はディープインパクト産駒のマスクオフという良血馬です。

祖母ビハインドザマスクは重賞3勝の名牝で、牝系にはマスクトディーヴァやトゥーフェイスといった重賞級馬が揃います。

以下に5代血統表と兄弟馬の情報をまとめます。

血統表(父系と母系の構成)

父系母系
父:ドゥラメンテ(キングカメハメハ系)母:マスクオフ(ディープインパクト×ビハインドザマスク)

主なクロス:

  • サンデーサイレンス:3×3(25.00%)
  • Mr. Prospector:4×4(12.50%)
  • Lyphard:5×5(6.25%)

兄弟馬・近親馬の代表例

  • マスクトディーヴァ(G2ローズS・G2阪神牝馬S)
  • トゥーフェイス(中央4勝)
  • スガオノママデ、ルイジアナママ ほか

牝系の繁栄度も高く、今後は種牡馬・繁殖牝馬としての展望も期待される一族です。

まとめ|有名牧場生まれの実力馬、悲願のG1制覇へ

マスカレードボールは、社台ファームが誇る良血馬として注目を集め、デビューから堅実に成績を重ねてきました。

特にクラシック路線での活躍は目覚ましく、共同通信杯を制覇し、皐月賞3着、日本ダービー2着という輝かしい実績を持っています。

その背景には、父ドゥラメンテと母マスクオフの配合による高い血統的素質と、手塚貴久調教師による手腕、そして安定した精神力と完成度の高さがあります。

芝の中距離において抜群の安定感を誇り、いよいよG1制覇の期待が高まる存在です。

今後の古馬路線での走りに注目が集まる中、“悲願のG1タイトル”を手にする日は近いでしょう。

本記事の執筆日:2025年11月1日
内容はnetkeiba掲載情報(2025年10月末時点)に基づいています。

マスカレードボールが出走する天皇賞(秋)や、同時代に注目を集めている実力派の現役競走馬たちについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

気になるレース展開や血統、ライバル馬の情報もあわせてチェックしてみてください。

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