競走馬シックスペンス(しっくすぺんす)は、2021年4月17日生まれの現役牡馬で、今や中央競馬ファンから大きな注目を集めている一頭です。
父は日本ダービー馬・キズナ、母はアメリカでG1を制した名牝フィンレイズラッキーチャームという、非常に優れた血統背景を持ちます。
デビュー戦から高い素質を見せ、フジTVスプリングステークス(GII)や毎日王冠(GII)などで重賞勝利を重ね、2025年にはダートのマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)でも2着入線。
芝とダートの両方で好成績を残す希少なタイプとしても知られています。
本記事では、そんなシックスペンスのプロフィール、戦績、走りの特徴、血統などをわかりやすく解説し、今後の可能性についても丁寧に考察していきます。
【現役】競走馬シックスペンスのプロフィールと牧場情報
シックスペンスは、その血統背景や戦績と同様に、生産牧場・馬主・調教師の顔ぶれからもそのポテンシャルの高さがうかがえる競走馬です。
特にノーザンファーム×キャロットファーム×国枝栄調教師という黄金タッグは、近年の競馬界で多くの成功例を生み出しており、シックスペンスもその一頭といえるでしょう。
以下に、シックスペンスの基本情報をまとめます。
シックスペンスの基本プロフィール
| 馬名 | シックスペンス(Sixpence) |
| 性別 | 牡馬(現役) |
| 生年月日 | 2021年4月17日 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 調教師 | 国枝栄(くにえだ さかえ)さん(美浦所属) |
| 馬主 | キャロットファーム |
| 生産者 | ノーザンファーム(北海道・安平町) |
| 一口馬主情報 | 1口:12.5万円 / 400口 |
| 募集総額 | 5,000万円(推定) |
| 通算成績 | 9戦5勝(中央5勝、地方0勝) |
| 主な勝鞍 | 毎日王冠(GII)、中山記念(GII)、スプリングS(GII) |
| 近親馬 | フィールドノート(弟)、フィンレイズラッキーチャーム(母) |
シックスペンスは、ノーザンファーム生産馬というだけでなく、キャロットファームによる一口募集を通じて多くのファンの期待を背負ってきた競走馬です。
育成・調教を手掛ける国枝栄調教師さんは、これまでにも数々の名馬を管理してきたベテランで、特に牝馬の育成に定評がありますが、牡馬でもGIを狙える存在としてこの馬に強い自信を示しています。
さらに、母フィンレイズラッキーチャームはアメリカでG1勝利を果たした名牝であり、血統面でも注目度が高い存在です。
また、競馬ファンとしてはレース観戦だけでなく、グッズやアイテムを通じて愛馬を応援したいという楽しみ方もありますよね。
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【現役】競走馬シックスペンスの競走成績を振り返る
シックスペンスは、デビューからわずか3戦でオープンクラス入りを果たし、以降も重賞戦線で安定した成績を残している実力派競走馬です。
特筆すべきは、芝1600〜2000mの重賞で3勝を挙げた後、2025年にはダート重賞であるマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)でも2着に好走した点です。
以下に、これまでの主要レースの戦績をまとめます。
シックスペンスの競走成績一覧(2023年~2025年)
| 日付 | レース名 | 距離 | 馬場 | 着順 | 騎手 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025/10/13 | マイルCS南部杯(JpnI) | ダ1600 | 良 | 2着 | 御神本訓史 | ダート初挑戦で好走 |
| 2025/06/08 | 安田記念(GI) | 芝1600 | 良 | 12着 | C.ルメール | GIで苦戦 |
| 2025/04/06 | 大阪杯(GI) | 芝2000 | 良 | 7着 | 横山武史 | 勝ち馬:ベラジオオペラ |
| 2025/03/02 | 中山記念(GII) | 芝1800 | 良 | 1着 | C.ルメール | 重賞3勝目 |
| 2024/10/06 | 毎日王冠(GII) | 芝1800 | 良 | 1着 | C.ルメール | 強敵を抑え快勝 |
| 2024/05/26 | 東京優駿(日本ダービー・GI) | 芝2400 | 良 | 9着 | 川田将雅 | スタミナ課題 |
| 2024/03/17 | スプリングS(GII) | 芝1800 | 良 | 1着 | C.ルメール | 重賞初勝利 |
| 2023/12/17 | ひいらぎ賞(1勝クラス) | 芝1600 | 良 | 1着 | 石川裕紀人 | 逃げ切り勝ち |
| 2023/09/10 | 2歳新馬戦 | 芝1600 | 良 | 1着 | C.ルメール | デビュー勝ち |
ここから分かるように、通算9戦5勝という安定感ある成績を持ち、GIIで3勝・GIでも好走実績ありと、世代上位の実力馬として頭角を現しています。
また、2025年の南部杯では初の地方競馬かつダート戦にもかかわらず、ウィルソンテソーロに次ぐ2着健闘を見せ、芝だけでなくダート適性も高いことが判明。
これにより、今後の進路の選択肢が広がりました。
成績だけを見れば、すでに「一線級」の力は証明済みであり、次なるステージは中央GI制覇です。
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【現役】競走馬シックスペンスの走りの特徴とは?
シックスペンスは、芝・ダートの両方に対応できる非常に柔軟な走りを見せる競走馬です。
特に芝1800m戦での安定感と末脚の鋭さは際立っており、戦績にも表れています。
さらに、レースごとの展開に応じて自在に位置取りを変えられる器用な脚質も大きな武器です。
また、成長力の面でも注目されており、2歳時から頭角を現した一方で、4歳秋になってもパフォーマンスの質を高めています。
走りの適性・特徴まとめ
| 項目 | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| 芝適性 | ◎ 非常に高い | GIIで芝1800mを3勝 |
| ダート適性 | ○ 十分対応可能 | 南部杯(JpnI)2着の実績あり |
| 得意距離 | 1600m〜2000m | スピード・持久力両立タイプ |
| 脚質 | 差し〜先行自在型 | 展開に応じた柔軟な走りが可能 |
| 脚力 | ◎ 末脚が鋭い | 毎日王冠:上がり33.3秒 |
| 馬場適性 | 良馬場向き | すべて良馬場での勝利 |
| 成長型 | やや早熟〜持続型 | 3歳春〜4歳秋にかけて安定成長 |
シックスペンスの走りは、単なるスピード型ではなく、戦術・展開対応力に優れた総合力型。
これにより、レースごとに異なる流れにも順応し、安定した成績を残してきたのです。
また、芝1800m戦では他馬を圧倒する鋭い末脚を発揮する傾向が強く、前半控えめ→後半一気という流れが最も得意な展開といえるでしょう。
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【現役】競走馬シックスペンスの血統を徹底解説
競走馬の能力を語るうえで血統背景は非常に重要な要素です。
シックスペンスは、父にディープインパクト産駒のキズナ、母にアメリカG1馬のフィンレイズラッキーチャームを持つ、スピードと底力を兼ね備えたエリート血統の持ち主です。
父系は日本の王道血統、母系はアメリカのスプリント系というバランスの取れたスピード×パワーのハイブリッド構成が特徴です。
シックスペンスの血統構成
| 系統 | 馬名 | 主な実績・特徴 |
|---|---|---|
| 父 | キズナ | 日本ダービー馬(2013年)、ディープインパクト産駒の中でも成功種牡馬として評価が高い。芝2000m前後を得意とする産駒が多い。 |
| 父父 | ディープインパクト | 日本競馬史上最強とも言われる名馬。クラシック三冠+ジャパンC勝ち。サンデー系の中核。 |
| 母 | フィンレイズラッキーチャーム | アメリカでG1を含む11勝。マディソンS(G1)、シカゴH(G3)など短距離戦で活躍。 |
| 母父 | Twirling Candy | Candy Ride系のスピード血統。産駒はダート・芝のマイル前後で好走多数。 |
| クロス | Cryptoclearance 5×4、Danzig 5×5 | スピードとパワーを強化するクロス構成 |
キズナ産駒の特徴
キズナは、サンデーサイレンス直系の中でも「重厚な末脚を持つ産駒が多い」ことで知られています。
中距離を中心に活躍馬を多く出しており、重賞でも芝1800m〜2000mで好走する傾向が強いです。
シックスペンスもこの典型例といえるでしょう。
母系:アメリカのスピード血統
母フィンレイズラッキーチャームは、G1勝利を含む11勝の実績馬。
短距離戦線で活躍したことから、スピードの遺伝が非常に濃い母系です。
特にTwirling Candy系の血統は日本の馬場にも馴染みやすく、ダート・芝兼用の能力を伝える点でも注目されています。
クロス配合による影響
Cryptoclearance(5×4)やDanzig(5×5)といったクロスが含まれており、これらはパワー・粘り強さ・先行力といった能力を強化すると言われています。
シックスペンスの「ダートでも好走できる柔軟性」は、この血統構成による可能性が高いです。
このように、シックスペンスの血統は芝・ダート両方で活躍できる可能性を秘めており、既存の「芝専門血統」とは一線を画します。
日本×米国の優良血統の融合体として、今後の種牡馬価値にも大きな期待が寄せられています。
血統に注目が集まる現代競馬において、種牡馬や騎手の「数字的な評価」を知ることは、馬券戦略や出資判断においても非常に役立ちます。
とくに、どの種牡馬が本当に“走る馬”を出しているのか?どの騎手がリーディングを牽引しているのか?を体系的に知りたい方には、関連書籍での情報収集がおすすめです。
以下の一冊では、種牡馬・騎手それぞれの「偏差値」を通して、現役競走馬の評価や今後の注目株が一目でわかります。
まとめ|競走馬シックスペンスの将来性と今後の展望
ここまで紹介してきた通り、シックスペンスは血統・成績・適性すべてにおいて高いポテンシャルを持つ競走馬です。
芝の重賞で3勝を挙げた後、2025年10月のマイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)では初のダート挑戦で2着好走と、まさに今「進化の真っただ中」にある馬だと言えるでしょう。
特に注目すべきは、芝1800mでの安定感と、自在性の高い脚質です。
差し・先行どちらにも対応できることで、レース展開に左右されにくく、安定した成績を残しやすいタイプといえます。
また、母系にアメリカのスピード血統を持つことから、ダート転向にも対応可能な汎用性も持ち合わせているのが大きな強みです。
今後の注目ポイントとしては、次に出走が予定されている2025年12月のチャンピオンズカップ(GI・中京ダ1800m)。
このレースはダート中距離の頂点を決める舞台であり、南部杯での好走が評価されている今、GI初制覇がかかる一戦となります。
また、仮にダートで好成績を重ねれば、2026年以降にはフェブラリーステークスやドバイワールドカップといった国際舞台への挑戦も視野に入るでしょう。
芝に戻る選択肢も残されており、そのレース選択の幅広さが、今後のローテーションをより魅力的なものにしています。
競走馬シックスペンスの今後に注目している方は、ぜひ次走のチャンピオンズカップ(GI)をチェックしてみてください。
新たなステージでの挑戦を通じて、どんな走りを見せてくれるのか――その進化の過程をリアルタイムで追えるのは、競馬ファンにとって最高の楽しみの一つです。
今がまさに“追いかけるべき馬”です!
本記事の執筆日:2025年12月3日
内容はnetkeiba掲載情報(2025年12月3日時点)に基づいています。
