「ZINE(ジン)」という言葉、最近なんとなく耳にしたことがあるけど、実際どういうものか詳しくは知らない…そんな方も多いかもしれません。
この記事では、ZINEとは何か、その読み方、今どんなふうに広がっているのか、さらには全国で人気急上昇中の「ZINEフェス」の魅力まで、ざっくり楽しく紹介します。
最後には「よくある質問(Q&A)」コーナーもあるので、「まずはちょっと知りたいな」という気持ちで気軽に読んでくださいね!
ZINEの始め方の参考になる本があります。気になる方はチェックしてみてください。
【ZINEとは】zineの意味・語源・特徴を徹底解説
ZINE(ジン)とは、個人や少人数の有志が、自分たちの思いやアイデアを自由に表現するために作る小冊子のことです。
雑誌の「Magazine」やファン雑誌の「Fanzine」の語尾“‑zine”がそのまま名前になった言葉で、元々1970年代のサブカルチャーやパンクムーブメントの中で広まったと言われていますウィキペディア。
印刷方法や装丁も自由で、コピー機や家庭用プリンターで制作し、ホチキスで留めただけの手作り感が魅力。
発行部数も100部以下ということが多く、営利目的ではなく、自分の世界を伝えることに重きを置いている点がZINEの大きな特徴です。
また、「自分の好きなことを手のひらサイズで形にできる」という手軽さが、初めての人にも人気の理由ですしまうま出版。
私たちの日常の小さな感情で作られたZINEは、まるで“自分への手紙”のようで、愛着もひとしお。
あなたも、好きなテーマやちょっとした思いをZINEにして、誰かに伝えてみませんか?
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【ZINEの読み方】ジンの正しい発音と現在の人気状況
「ZINE」の読み方って、気になりますよね?
日本語では「ジン」と読みます。
英語発音では /ziːn/(ジーンに近い)ですが、日本では“ジン”として定着していて馴染みやすい言葉になっています。
“It’s super自由!” な感じで、ZINEは今、若者やクリエイターの間でじわじわ人気が広がっています。
ZINE専門の書店やコーナーが充実していたり、イベントで手に取る機会も増えてきました。
たとえば東京都世田谷の「MOUNT ZINE(マウントジン)」では、壁一面にZINEがズラリ並ぶ光景は、まさにZINE好きの聖地です。
さらに、ZINEは「気軽に、自由に、世界観を伝えられる」メディアなので、初心者でもチャレンジしやすく、自分らしい表現の第一歩にもぴったり。
今やSNSで“私のZINE”をシェアする人も増えて、「自分だけの本づくり」が新しいコミュニケーションになっています。
ZINEの始め方の参考になる本があります。気になる方はチェックしてみてください。
【ZINEフェスとは】全国で開催される人気イベントの魅力
さて、ZINEといえば「フェス」も見逃せません。
「ZINEフェス」とは、ZINEの作り手(zinester)が手作り冊子やポストカード、ステッカーなどを直接並べて販売・交流するイベント。
まさにZINEの世界をリアルに楽しめる場です 仙台経済新聞。
たとえば2025年10月4日には「ZINEフェス東京」が浅草で開催予定。
会場は東京都立産業貿易センター台東館、入場料はワンコインの500円です。
さらに仙台では、東北エリア初のZINEフェスが3月30日に開催され、112組もの作り手が出店して大盛況でした。
「ZINEフェス」は東京だけでなく、名古屋、福井、広島、沖縄など全国各地で定期的に開催されていて、2026年も次々と新しい開催が予定されています。
こうしたイベントでは、作り手と直接話したり、その場で新しい友達ができたり…。
ZINEの個性が手から手へ伝わる、温かい空間が広がっています。
あなたも「私だけのZINE」を持って、ぜひ足を運んでみてください!
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【ZINE】よくある質問とその答え(Q&A)
ZINEに興味はあるけれど、作り方や読み方、イベント参加の方法など、ちょっとした疑問を持つ方は多いもの。
ここでは、そんな“よくある質問”をピックアップして、わかりやすくお答えします。
- ZINEはどこで作れる?印刷方法や費用は?
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ほとんど誰でも身近な場所で作れちゃいます!
家庭用プリンターやコピー機を使うのが一般的で、少部数なら印刷費も数百円程度。
形式も自由なので、折り方や製本も自分らしくアレンジできます ウィキペディア
- ZINEと同人誌ってどう違うの?
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正直、線引きはあいまいだけど、ZINEは「自由な表現」、同人誌は「作品へのファン活動」が背景にあることが多いです。
でも、自分がどう表現したいか、どう呼びたいかが一番大切。しまうま出版
- ZINEフェスに出展するにはどうすればいい?
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「ZINEフェス東京」では2025年10月4日の出展申込みがすでに募集中で、330組を超える申し込みがあって残りわずかとのこと note。
出展には主催サイトからの申込みが基本で、場所や搬入時間などの案内があります。
初めての方も歓迎される温かい雰囲気なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
ZINEの始め方の参考になる本があります。気になる方はチェックしてみてください。
まとめ|あなたもZINEづくりを始めてみませんか?
ZINE(ジン)は、「読みたい・伝えたい・表現したい」という小さな火種を、自由な形でカタチにできる素敵なメディアです。
手作り感や熱量が直接伝わるZINEは、SNSでは味わえないぬくもりがありますよね。
そして「ジン」と読むこの言葉が呼び覚ますのは、自分だけの小さな創作のワクワク。
最近では、ZINE専門店や全国のZINEフェスも大いに盛り上がっています。
2025年10月には東京、同年春には東北・仙台でも開催されるなど、クリエイター同士や読者との出会いがますます増えてきています仙台経済新聞。
「私なんて…」なんてためらわなくて大丈夫。
ZINEは、あなたのちょっとした思いを、そのまま、好きな形にできる場です。
まずは1冊、自分の好きなものを詰め込んで作ってみませんか?
きっとその小さな一歩が、新しい創作の扉を開いてくれますよ!